元デリヘル受付嬢☆お仕事奮闘記
第3章 面接
…とは言え、一応履歴書を書いてもらい写真も撮って形式通り面接を始める。
「基本的には自由出勤なんですが、大体週にどれくらいで考えてますか?」
「用事ある時以外は、なるべく出勤したいです」
ありがたい言葉…なんやけど。
すみません~。・゜゜(ノД`)
「暫くお待ちくださいね」
席を立って、メールをチェックに行く…ふり。
だって、送ってないもの!
そして、戻って
「本当にすみません…今、オーナーから連絡ありまして、今回は見送らせていただくとい…」
「落ちたんですか?」
言葉を被された。
「落ちたんですか?」
再度聞かれる。
ひー((( ;゚Д゚)))
何でこの人、こんなに怖いの!?
…Σ( ̄口 ̄;)
彼女…殆どまばたきしてない!?
ジッと見つめられて気付いた(;´Д`)
無表情に「落ちたんですか?」と再度聞かれる。
「はい。すみません(>_<)」
すると彼女は席を立ち、玄関へと歩いて行った。
慌てて見送りに行く。
「せっかく来ていただいたのに、すみまません」
そう言うと、彼女は「いえ」と頭を下げて出て行った。