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第7章 ヴァーチャルではなく、現実にあります!!

久しく呼ばれていないその呼び方に、まだ頭が付いていかなかった。

ううん、まさかまだあたしをそんな風に呼んでくれる事があるなんてって感じ。




「ん?
なんだ、お前ら知り合いか?」



そうオーナーが言う向こうには、オーナーだけじゃないもう一人の人影が。



「ぁ………………っ」



初めは暗くてわかりづらかったから気付かなかったんだけど、オーナーの肩からあたしを覗いたその顔は、まさに今追いかけていた人物によくよく似ていたの。



まぁどこにでもいそうな、大学生っぽい男性。


身長も、プロフィールで見た通りの高さ。


アプリのアバターなのに、まさか本当に自分そのままを登録したなんてねって思うくらいのうり二つ。


だから名前も、聞かなくてもきっとあたしが思ってるものに間違いないって自信があるの。



「……………と おるさん…?」


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