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第7章 ヴァーチャルではなく、現実にあります!!

せっかく会う事ができた透さんだったんだけど、そこにオーナーがいたせいで声をかけられなかった。

あ、いや。
オーナーがいたからこそ、逆に会えたのかもしれないのかな。



どうやら透さんと何かしら関係のようだったオーナーだけど、あたしはオーナーに言われるまま家の近くまで送ってもらう事になった。


だけど肝心の透さんは一緒ではなく、あたしたちはその場で別れた。





「だけど、丁度通りかかって良かったな。
まさか春菜が襲われる事になろうとは思わなかったからなぁ。
今後は、深夜までの勤務は控えんと」


「あ、あのぉ……」



帰り道を同行し、あたしの心配をしてくれているのはありがたいんだけど。

でも今のあたしは、それよりも気になって仕方ない事でいっぱいだった。

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