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新着♡お誘いが1件あります!

第8章 リアルなお誘いは、1件もありません!!それは………っ

この歳で本当に経験とかなくって、それで興味本位で始めたアプリだったんだけど。

まさかそこで出会った人が、まだ学生でまさか職場のオーナーの息子さんだとは思わなかったね。



「あたしも、透さんからのお誘いがスゴく楽しみで、待ち遠しくて…いつの間にかその気持ちがヴァーチャルじゃなくてリアルになっていったんですっ//」


「………本当に?」


「は はいっ//
だけど、一つだけヴァーチャルとは違う部分があって……」



あたしは透さんの前まで歩み寄ると、彼の手を取りそっと自分の胸に当てた。


アプリで作ったアバターの自分と違って、ロクな膨らみもない胸。

女としての見栄もあったし、それで相手に喜んでもらえるならってのもあって、わざと大きくしてたんだよね。


透さんは、本当のあたしを知ってどう思うのかな…?

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