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新着♡お誘いが1件あります!

第8章 リアルなお誘いは、1件もありません!!それは………っ

「ぁ─────…っ////」



あたしの胸の中の透さんと、視線が繋がった。

こんなにもリアルに至近距離で見るのは初めてで、ドキンとする。

あぁ、これは夢? ヴァーチャル世界?
それとも──────




「ヒヨコちゃん………」

「とぉ 、ん─────…」



頭が整理つかないまま、その距離はゼロになって視界が閉じた。

代わりに唇から甘い刺激が伝わり、あたしの思考は止まったまま、今を目いっぱい感じる事を最優先したの。




「ん……ん… ぁ……っ///」



身体に力が入らなくて、ゆっくりゆっくりお互いを抱きしめたまま床に倒れていく。


そこがいつ誰が入ってくるかわからないドアの近くで、寝転がるようなところではない床だという事も忘れて。

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