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とある日常

第1章 勘違い S×O

Oside


翔「いやー、やっぱ狭いわ(笑) つか智くんまさかのノーパンで笑う(笑)」




そう言いながら笑顔でお風呂場から出てくる翔ちゃん






よし…





智「ごめん!翔ちゃん……さっきひどいこと言って…」





翔「え?あぁ…ううん、別に気にしなくていいよって言うか俺が謝らなきゃいけないほうだし…本当にごめん」





智「…へ?いや、翔ちゃんなんにも悪くないからね?」





翔「智くんが飲み会を出てまで俺の家来てくれたのにつまみひとつ出せないし、酒入るとひとりが嫌になるのわかってたのにひとりにしようとしたからさ…」







待って…最後のほうなんて言った?




智「えっと…確かに寂しいなとは思うけど………けど」

翔「そのこと知ってたのにひとりにしようとしたから怒ったのかなって。ホントごめん…智くんにはもちろん、釣り仲間の人達にも申し訳ないよ、メンバーひとりの気持ちも理解できないなんてメンバー失格…」

智「翔ちゃん!!」




翔「っ!」




智「人の話最後まで聞けよ!この……このバカ翔ちゃん!」





翔「…バカ……」




智「とにかく俺の隣座って!」





翔「でも…」





智「いいから!ほら!」




翔ちゃんの手を掴み無理矢理隣に座らせる




……俺が謝らなきゃいけないのになんでこうなってんだ?




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