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とある日常

第1章 勘違い S×O

智side



智「まずバカ翔ちゃんって言ったのは謝るね…ごめん。んで次、えー…、俺をひとりにしようとしたからとか、つまみが出ないからとかで怒って出て行ったわけじゃないよ。で最後、俺が怒ったのはなんで俺が目の前にいるのに他のこと考えてんだっていうこと。俺がいるんだから俺のことだけ見ててほしい………ん?」





翔「…え?」





ずっと下を向いて話を聞いていた翔ちゃんがこっちを見ようとしたから急いで顔を逸らす





……俺今告白した?したよね?え?した?したか…したのか……ってことは…どうすんだよこの状況!!




しばらく2人して無言になるが最初に喋ったのは翔ちゃん





翔「…んふ(笑)……智くん耳真っ赤だよ?(笑)」




智「う、うううるせぇ!別に言っちまったとか思ってないし!」





墓穴掘ってどうする…





たまらなくなって両手で顔を隠す





翔「智くん顔見せてよ」





ただでさえ今見たくないのにそんな甘い声で言われたらもっと見れないわ…!





智「…やだ」





翔「お願い…ね?」




智「…………」




翔「さとしくーん?」





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