地味に甘い君
第10章 熱々のおでんと告白を飲み込む勇気?!
赤羽は唇を指でフニっと押した…
「///じゃぁ…目…開けてる――――…」
「///ん?何で?」
「目閉じたら…負けた気がするから――――…」
何に負けるんだよって感じだけど…
俺は目の前に近づいてくる赤羽の目をじっと見つめて構えた――――…
「///何か照れるね…見つめられながらキスするって…僕…初めてかも」
頬に手を伸ばされ――――…少し上を向かせられる…
ドラマや映画でよく見るキスしーンみたいだ…
俺がいつか…好きな女にするもんだとばかり思っていたのに…
男にされるなんて――――…変な気分だ