地味に甘い君
第10章 熱々のおでんと告白を飲み込む勇気?!
「ここの、セキュリティシステムと管理人の導入の共存は興味ありますね――――…社長にこのリポートと報告書を見せても構いませんか?」
俺のまとめた報告書を手に雷華さんは俺の返事を待つ。
「あっ、はい!役にたつのなら!」
「ありがとうございます。」
雷華さんは頭を下げると再び赤羽を見る…
「これから、社長と落ち合ってランチなのですが…尚宏さんもご一緒しませんか?――――と、言うか一緒していただければ助かります!若干…放置に近い状態で置いてきたので…興奮していそうで怖いのです。」
――――ん?なんだそれ…変な誘いかた…
に、しても…ランチ誘われてる赤羽…
「///ごめん、雷華さん!僕はヤマト君とランチの約束してるんだ!パスタを作る予定なんだ~!ごめんね?」