地味に甘い君
第10章 熱々のおでんと告白を飲み込む勇気?!
「なっ///別に――――気にしなくいい!」
「ダメだよ?ちゃんとキスの分はお返しさせてよ?」
ばっ――――バカ!雷華さんの前で!///キスとか言うな!
「――――そうですか…ご予定があるのなら仕方ないですね…
気乗りしませんが――――…社長とランチ…」
「///えっ、え――――スルー?今のスルーですか?///つーか、本当に新婚ですか?旦那さんとのランチをそんなに嫌がるなんて!」
――――すると、赤羽を向いていた雷華さんが俺を見て…
「別に男性同士のキスや恋愛に偏見はありませんし、新婚でも彼の性癖っ――――いや、性格に24時間付き合うのは疲れるので。このくらいの毒吐きはご了承ください。」
「――――は…はい…すみません。」
あまりにも真剣に言うもんだから…つい謝ってしまった。