地味に甘い君
第13章 お昼の関係
ヤマト君、お腹すかせてるよなぁ…
早く行かないと!
急いで麦野倉庫に向かうと、ヤマト君が机にダラリと体を倒し寝ていた。
「///あらら…ヤマト君…昨日は徹夜かな?」
今日、電卓検定の試験だと言っていたから…試験を終えて一安心しちゃったのかな?
僕はヤマト君の隣に座り様子を伺う…
寝顔…可愛いなぁ…
「はて…ヤマト君は一度寝たら起きない…けど…昼寝やうたた寝系は…どうなんだろう…」
ふと疑問に思った。
流石に深くは眠らないと思うが…
僕はチョンチョンとヤマト君の頬をつついてみた。
「~ん…ん…」
――――おや?起きそう?
スースー…
――――あれ?起きない…