地味に甘い君
第17章 年越し…う…ちょう…てん…
「///そりやぁ…ないよ~!ヤマト君!」
中で指を少しだけ動かしてみたが…反応は…微笑…
そう――――ヤマト君は一度寝たら起きない…
「生殺し!生殺しだよヤマト君!ひどい――――!」
無抵抗なヤマト君の中から指を渋々抜くと…「あっ…ん~」と、妙に色っぽい声がした。
「わざと!?わざとかい?ヤマトく~ん!」
わざとじゃない…ガッツリ寝てる…
もう――――…敵わないなぁ…
僕はヤマト君を抱きしめ横になる…
寝息が首にかかる…くすぐったい…
「///ヤマト君…次は…最後までしようね?」
「ん~…ん…あか…ばね……」
寝言とか~反則~!……やっぱり…このまま…ヤっちゃう?
いや――――それはダメだろ?ちゃんと目を見て…舌を絡めながらしたい!
「///でも、キスぐらいはいいよね?」
僕はヤマト君の頭に沢山キスをした…
もちろん頬にも…唇にも…首筋にも…胸にも、脇にも、腰にも、背中にも…お尻にも、内ももにも、太ももにも…
はい――――…ヤマト君が寝ている間に全身にキスをしました!
僕が満足するまでキスの雨を降らせてみました!
フフフ――――こんなんじゃ満足しないけど…
僕はヤマト君が風邪を引かないように抱きしめながら眠りに落ちた。
僕の予定では…まだ二人で起きてて…可愛いあえぎ声を聞いている予定だったんだけどなぁ…
まっ…いいか…