地味に甘い君
第17章 年越し…う…ちょう…てん…
――――――――…
「うわぁぁぁぁぁぁ!///なんじゃ!こりゃぁ!」
「――――ん…ん…ヤマト…くん?あ~おはよう」
ヤマト君の叫び声がバスルームから聞こえてきた…
朝っぱらから…元気だなぁ…
なんて考えていたら、全裸のヤマト君が寝室に般若の顔つきで現れた!
「///おう!ヤマト君…朝から…大胆!」
「バカか!死ね――――!この体はなんだよ!」
――――体?…細こい…体がど~したんだよ……って…あ~…///やん!
ヤマト君の体中に赤いアザが無数に点々と見える――――…そう、昨日…ヤマト君が寝ている間に僕が着けたキスマークの数々!
「アレルギーかと思った!なんだよ――――これ!これって!まさか!赤羽の…」
「そ、キスマークだよ?///昨日の僕のやり場のない欲望のほこ先の跡!」
「は!?やり場の…ない…欲望?意味わからん!」