地味に甘い君
第17章 年越し…う…ちょう…てん…
バスルームからは荒々しいシャワーの音が聞こえる。
コンコンとノックをすると「うわぁ!」と、ビックリ声が聞こえた。
「ヤマト君~僕もシャワー浴びたい…一緒にいい?」
「は!?――――なっ、なんで!?ダメ!無理!上がってから入れ!」
――――だよねぇ~言うと思った…けど…ちょっと粘ってみるか!
「え~…さっきの悲鳴で僕も目が覚めちゃったし…///昨日、顔面に…ヤマト君の受けちゃったまま寝たから…顔がカピカピなんだよねぇ…」
ガタガタっ!って…扉の向こうのヤマト君が超動揺してる?
「///顔に…って……くそ!わ…分かったよ…入れよ…」
――――ヤマト君のそう言う所好きだよ!