地味に甘い君
第21章 それぞれの就活
ヤマト君は僕にいつものように代金を支払いお弁当を受けとる!
別にお金なんていらないんだけど…お金にシビアなヤマト君は断固として支払い続けている。
ま――――…それをこっそり貯めてますけどね!
「今日は、唐揚げにしてみたよ~!ヤマト君唐揚げ好きだもんね~!」
「///おぅ…赤羽の作る唐揚げは旨いから…」
――――へへへ。ヤマト君の胃袋を掴んだ僕は、もはや最強と言って良いだろう!
「ねぇ?今週は泊まりに来ないの?」
「ブッ――――っ!うっ!ゴッホ!ゴッホ!///泊まり…?」
付き合って3日たつが…あの日以来…僕たちは裸でイチャイチャはしていない!
「///あっ…いや~…就活…が…な?」
――――お~…見事に避けてんなぁ~…