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地味に甘い君

第3章 帰れない理由?!


午後の講義のために俺と赤羽は別れそれぞれの教室に向かった


午後の講義も充実していた!


もちろん!麦野教授の授業だったからだ


早く麦野教授に認められたい…論文――――…目に止まって欲しい!


俺は論文を仕上げるために図書館の心理学のある棚にかじりついていた!


「――――くん…――――ヤマト…君…」


「うわ!――――っっ!赤羽!?」



俺はいきなり声をかけられビックリして大声を出してしまった!


「し――――!ヤマト君!ここ、図書館!」


「///赤羽がいきなり声かけるから!」



「僕、何度も呼んだよ?それに――――…閉館時間…見てよ…司書さんの怖い顔!」


時計を見ると――――…閉館の時間はとっくに過ぎていた


「あの人に、帰れコール何度もされてるのに無視するから…」



「マジか――――…集中してて気がつかなかった…」



「だね、凄い集中力だったよ」



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