地味に甘い君
第3章 帰れない理由?!
俺は慌てて本を棚に戻し――――…
鞄を手に図書館を出た!
「////悪い――――…大分…待ったんじゃないか?」
「だね、待ったよ――――…お陰さまで、スマホゲーム…レベル上がりまくり!」
「勉強しろよ…大学生」
「してるって――――…失礼だなぁ…」
俺は、ケラケラ笑う赤羽を後ろから眺める…
「まっ、留年しても俺には関係ないけどな!」
俺たちは歩き出した
「あっ――――…あのさぁ…ちょっと僕の家によっていいかな?コンタクトの替えが…無くてさ…」
「赤羽ってコンタクトだったのかよ!金かかるなぁ…眼鏡にしろよ!」
「やだよ――――…眼鏡だと転ぶから!」
「お子さまか!!」