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地味に甘い君

第22章 それぞれの就活②


と――――…携帯にメールが来ていることに気がつく。


「――――ぅわ…“フリーセキュリティ株式会社”からだ…早いなぁ…ま~早くないと色々と困るからな…」



洗濯機が遠くで稼働している音を聞きながら俺はメールを開いた。






『不採用のご報告』





――――え…




俺は…自分がどれ程甘かったか…



思い知った。




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