テキストサイズ

地味に甘い君

第26章 うるさい季節


誠は「じゃぁ~な!」と、あっさり引き下がると渋る女の子たちを連れて帰っていった。


――――時間もあるし、少しヤマト君と話をしてから行こうな~!



僕は、ヤマト君のいる講堂に向かった。



春のポカポカした日差しに足取りも軽やかになる。



やっぱり春っていいなぁ~!今年はお花見出来なかったから来年はしたいんだよなぁ~!


早めに内定を決めた僕はいいけど…ヤマト君がまだでなんだか手放しで喜べないのが現状…


このままヤマト君が内定決まらなかったら…僕が養う方向で行こうとは思うんだけど!


ヤマト君嫌がるだろうなぁ…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ