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地味に甘い君

第26章 うるさい季節


「あの~…赤羽先輩ですか?」



「――――ん?」



ルンルンで歩いていると話しかけられて足が止まった。



「///先輩――――…あの~…///え~っと!」



――――誰だろう…



僕は「ん?」と、声をかけてきた女の子に首をかしげる。


と、その仕草がツボに入ったのか…女の子は「キャー!」と、テンションを高めて僕の連絡先を聞いてきた。



――――うわぁ…またか…今月何人目だろ…


四月って…やっぱり女子は浮かれてるよなぁ…



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