地味に甘い君
第33章 祝!二人旅スタート!
ヤマト君の就職先は某車メーカーの事務!事務職とは言え…一応、車会社の社員だ…運転はできた方がいいだろう!
ヤマト君もそう思っていたのだろう、運転には積極的だった!
でも、初心者同様のヤマト君…車通りの少ない場所での走行になるだろう!
「さて、ナビも目的地にセット!今日は新潟のホテルを目指してレッツゴー!ま、最悪群馬でもホテルは沢山有るから!」
「――――な…何か行き当たりバッタリの旅って感じだな…」
少し不安がるヤマト君に僕はワクワクが止まらない!
「僕たち、大学生活最後の夏だよ?!楽しまなきゃ!
それに、行き当たりバッタリでもちゃんと目的はあるしゴールも分かってる!ね?」
「///お、おう……母さんへ会いに行くのが目的だからな!忘れるなよ!」
――――忘れるわけないじゃん!へへへ!