地味に甘い君
第33章 祝!二人旅スタート!
「僕は――――…ヤマト君の居場所だし…ヤマト君のモノだよ…
僕がいる限り…ヤマト君は一人じゃない…
愛してる――――」
頭を撫で…愛をささやくと…
ヤマト君は更に顔を胸に埋める…
「///バカ――――…」
「///バカ…ついでに――――…キス…していい?」
僕はヤマト君の顔をそっと上げて…聞く。
「――――…い、言わない…」
――――フフフ懐かしいなぁ…
「負けた気がするから?」
そう言うと…真っ赤になって…「そうだ」と、目線を反らす。
「///その顔に…僕がいつも負けてるの知ってる?ヤマト君…煽るの上手」
「は!?――――その顔って!///お前の方こそ…ズルい…」
ヤマト君は少しムキになって僕を睨むと…
そっと……目を閉じた――――…