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地味に甘い君

第37章 最終章・卒業


「誰かに見られたらど~すんだよ!」


「いいじゃん、最後だし――――…って、ヤマト君、時間!

あ~もっと一緒にいたいのに!学部が違うと…別々に座らないとダメなんだもんねぇ~!残念!
まじで、ヤバい!ヤマト君――――走ろ!」



時計を見た赤羽が急げ!と、走り出す!


ネクタイなんかでモタモタしている赤羽が悪いのに、とんだとばっちりだ!


しかし、時間はまさにギリギリ――――…



俺たちは笑いながら走り出す。



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