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地味に甘い君

第37章 最終章・卒業


「///ほ、本当に?私は…父親に!?ライカ!嬉しい!嬉しいに決まってるじゃないか!!」


雷華さんを見ていた純弥さんが雷に打たれたように震えると大きな瞳から滝のような涙を流し始めた!!



「///あっ、社長…こんなところで…」



最初はクールにしていた雷華さんだったが、純弥さんの大泣きの喜びを見て…少し照れ始めた。


「さようでしたか、おめでとうございます。これから、おからだの方を十分に気をつけて生活をされないと行けませんね。

と、言うことは――――純弥様は、ほどほどに…されないといけませんね」


財前さんが雷華さんをみてニヤリと笑った。


「――――そうですね…財前さんの言う通り…仕事も私生活もセーブしたいところですので、社長――――安定期まで接触禁止にしましょうか」



フッと真顔になる雷華さんに一瞬のうちに顔色が青くなる純弥さん――――…ところが雷華さんに強く言われてフニャフニャと腰を動かしている…



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