地味に甘い君
第37章 最終章・卒業
「///まるで――――…依存じゃないか」
「そうだね――――…ヤマト依存症…少しでも離れたら…禁断症状が出ちゃうかも」
そう言うと、赤羽は笑って俺にキスをした。
「///お――――…俺…赤羽と家族に…なりたい」
「///うん!――――家族に…なろう」
軽く触れた唇が互いの体温で一気に上昇するのがわかった。
「///ヤマト君――――…愛してる」
「――――お…おぅ…」
赤羽の手が俺の背中を撫で――――徐々に腰に降りていく。
腰を心地いいタッチで触れられる…
最近分かったのだが…腰を撫でられると…フワフワした感覚があり…涙目になる。
「ヤマト君――――…したい…///いい?」
赤羽が可愛くおねだりし始める…
「///い、いちいち聞くな…恥ずかしい」
「///ヘヘヘ…ベッド…行こう?」
抱き寄せられたまま…俺は赤羽に誘われ…ベッドまで来てしまう。
断らない時点で…俺もやる気満々だと思われるのが恥ずかしい。