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朝食を食べながら…天然尚宏様と内田様の事を卓郎に話す…


と、内田様の境遇に卓郎が涙を溜めて…「財前…助けてあげて」と、私を見つめる…



「はぁ――――…まぁ…そうなるだろうとは…予想はしてましたけど。そんなに内田様の境遇は涙ものですか？」



「財前！？もちろんだよ――――…私だって両親の事故は耐え難い苦痛だったのに！中２だよ！？中２――――しかも、理由知らないまま…父親に無下にされるって…」



「まだ、ちゃんと調べて――――…事を運びますが…

素人考えの浅知恵レベルでしょうから…ボロはすぐに見つかると思います」



尚宏様から話は聞いていたが…ちゃんと調べて事実を突きつけたいものだ――――…


さて、我々の敵となるか…それとも…



ま――――…生ゴミでしょうけど…




「――――財前…今…スッゴい…悪い顔してたけど…

素人さん相手に…追い込まないでよ？」