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地味に甘い君

第6章 新しいバイトとは?


それからしばらく赤羽は俺のアパートに通っている…


「え?今日もバイト――――?簿記検定明日じゃないっけ?」


「あ~…そうなんだけど…」



赤羽はサンドイッチを俺の鞄に入れると呆れた顔をする


「今日は止めときな?ちゃんと試験対策してちゃんと寝ないといざという時頭働かないよ?」



休みたいのは山々だが――――…


「今月マジでピンチなんだよ…検定代が嵩んで…家賃とかヤバイんだって」



「でも、落ちたら…またお金かかるんじゃないの?」



うぐ…


それを言われると…



確かに…一発で受かりたいが…落ちたら振り出しに戻る…検定代も…



「いいバイト…無いもんかなぁ…」


俺は大きくため息をついた



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