無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「で――――…僕も目標にしていた１級建築士の資格を取れたことだし…

ヤマト君を僕の家族に紹介しつつ…結婚の承諾や戸籍のことなども話し合いたいしね！」



――――え…あっ――――！？えええ！



「あっ、ええ――――え？///で…いきなり…家族…面談？」



「家族面談って――――とっくにヤマトの事はママもパパも知ってるわよ？」


「///えっ――――とっくに？」



紗帆さんはいまだに可笑しいのか笑いながら家族に認知済みの事を俺に教える！



「///フフフ、尚宏が世話をやいている男性がいるって、紗帆から聞いて――――驚いたわ、ね？亜蓮？」


「ええ――――本当に…驚きましたね。他力本願でふわふわ生きていた尚宏が…自分から世話をやくなんて…しかも、男性を…」



背筋を伸ばすお父様とは反対に…どんどん猫背になるのを感じる…


こんな美形家族に囲まれて――――…俺は！場違いなんじゃ！？



「でも――――…本気なのよね？尚宏？」



「うん。僕は本気です――――自立してちゃんとやっていきたい」



ドキッとした！


家族の前で…こうも力強く言われると…俺も身が引き締まる。



「///あっ――――あの…はじめまして…挨拶が遅くなりました。

内田 ヤマトと申します。


尚宏さんとは…真剣に交際をさせていただいています」