地味に甘い君
第44章 【番外編】ようこそ赤羽家へ!
俺は席を立ち深々と頭を下げた。
「ご家庭の事情は――――…財前から聞いています。ご苦労様なさったみたいで…でも、あの財前が間に入ったみたいで――――…財前を使うとは、最善の選択をなさいましたね。正解かと思われます。
我々はヤマト君が尚宏の家族になることに反対はいっさい無い――――歓迎したいくらいです。
あの…尚宏を――――…と、思うと…感謝しかないよ」
「――――あ…ありがとうございます」
しかし、財前さん何者なんだ?!
そして、赤羽…父親にど~思われてたんだよ!
「やだなぁ~パパ…///ありがとう」
赤羽は嬉しそうにお父様と微笑み会う!
――――なっ、なんちゅう…キラキラオーラ!流石…親子!笑顔が似ている!しかも、眩しすぎる!