テキストサイズ

地味に甘い君

第44章 【番外編】ようこそ赤羽家へ!


「あ――――…俺の家族の件は…見かねた尚宏が財前さんに頼んでくれたみたいで…俺的には何もしてません。

助かったのはこっちのほうで――――…もし…俺が戸籍をあの人たちから抜きたいと思った時は…無条件でそれに同意してくれるって…

本当に尚宏には…助けてもらうばかりで――――…」



「///す、凄いわ――――凄いわパパ!お兄ちゃんが考えてここまでする人間はいなかったわ!この方は…本物よ!」



「――――え?」


俺の助けられた話を聞いていた紗羅ちゃんが目を輝かせて両親に驚きの顔を見せる!



「///やだなぁ~大袈裟だよ?紗羅~僕をなんだと思ってたの?」



「何って――――…“計算尻軽女に騙され貢がれその見返りに利用され続ける…能無しクズ人間”…だと、思っていました」



「うわ!紗羅ちゃん…ひどい…お兄ちゃん泣いちゃうよ?」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ