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秘密の楽園 / Produced by ぴの

第6章 秘密の楽園 5

☆m


俺の反応を知ってほんのりと頬が染まる。


上目遣いの瞳は期待に揺れているようで、そんな可愛らしい照れ方をするかずにまた胸を鷲掴みにされちゃう。


「かずとキスしたらこんなになっちゃった」


腰を擦り付けるように軽く揺すればぼっと一瞬で耳まで真っ赤。


それでも目を離さないかずから決心の固さというか、想いの強さみたいなのを感じて。


「かずのここ、俺のせいなんだよね?じゃあさ、触っていい?」

「ひっ…」


訊ねておいて言い終わる前に手を出すなんて反則だとは思うけど。


触れた瞬間にビクンと大きく跳ねたかずの反応に煽られまくっている俺がいる。


「ぁっ…まーくん…」


すっかり形を成しているかずのは布の上からでも分かるほど。


上下に撫でている内にみるみるかずの身体に力が入っていって、肩を小さく縮こまらせている。


「かず、どんな感じ?」

「ぅん?…分かんな、い…っ…」

「そんな我慢しないで。ほら、かずも触って」


"かずのせいなんだから…"


そう耳元で囁きかけている間にも跳ねるかずの身体。


きゅっと首を竦ませて震える身体は快感に必死に耐えているようで健気。


そんなかずも可愛いけど…


「かず、俺が好きなんでしょ?それならもっと気持ちよくなって」

「ふぁっ…ぁ、まーくん…」

「俺もかずに気持ちよくしてほしいよ」


きゅっと拳を握りしめていたかずの手を取り俺のへと導く。


こんな可愛いかずを見ていたら、さっきの無遠慮な手捌きでも簡単にイっちゃいそうだけど…


できたら一緒に気持ちよくなりたいから。


「かず、握って」

「ぁ、まーくんの…すごい…」

「そう、上手。で、こうやって…」


かずの手ごと包み込み上下に扱けば腰に響く快感。


つい目を瞑りたくなるような刺激の中、かずを見れば恥ずかしそうに俺の反応を見ていて。


かずの手が自発的に動き出したのを感じたから再びかずのモノへと手を伸ばした。


「かず、直接触るよ」


ウエストを引き下ろしたらぴょんと姿を現したかずの熱。


それを包み込んで大きく上下に扱き始めた。


「ひゃぁっ…」

「続けてて。かずの手、すごく気持ちいい」


そう伝えたら離れかけた手がまた俺のに絡みつく。


健気すぎるかずに身も心もやられちゃいそう。

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