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僕らのらんど

第1章 初めての戦い

──ドスンッ!

鈍い音と共に、僕のお尻が地面に落下した。

「いってぇ!」

ちょうど落ちた場所に堅い物があったため、痛みはそれが突き刺さったところに集中する。

「はあ? なんでこんなところに消しゴムが…」

消しゴムだろうと予測してそれを掴むが、消しゴムにしては硬くゴツゴツしていた。

「は? 石?」

それは左手に収まるくらいの小石だった。
しかも左手からは微かに土の匂いがした。

「なんで床にこんなもの…」

僕は違和感に気がついた。

「──なっ!?」

今、自分がいる場所。
そこは自分の部屋ではなく、草木の生い茂った森の中だった。


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