僕らのらんど
第2章 弟子と師匠
「………はっ? ふえっ!?」
僕はそらじじいを二度見した。
「お…お師匠様、すごいです!」
月影は目をキラキラさせている。
「いや、ちょっ……おかしいだろ!!」
僕はそらじじいのパンツしか履いてない姿を上から下までじっくり見た。
「じいさん、スマホ持ってないよな?」
「持っとらん」
やっぱり。
レベル99なんて、そらじじいの適当な戯れ言に決まってる。
僕はやれやれと紅茶を口に含んだ。
「でもステータス画面ならここで見れるぞい」
そらじじいはなにやらこめかみ辺りをタッチした。
そして空中で指を動かす。
一体何をやってるんだと呆れて見ていると、突然空間にそらじじいそっくりのアバター映像が写し出されたので、僕は口に含んでいた紅茶を吹き飛ばした。
「な、なんだこれは!!」
「アキラさん、顔にかかったんですが…」
僕はそらじじいを二度見した。
「お…お師匠様、すごいです!」
月影は目をキラキラさせている。
「いや、ちょっ……おかしいだろ!!」
僕はそらじじいのパンツしか履いてない姿を上から下までじっくり見た。
「じいさん、スマホ持ってないよな?」
「持っとらん」
やっぱり。
レベル99なんて、そらじじいの適当な戯れ言に決まってる。
僕はやれやれと紅茶を口に含んだ。
「でもステータス画面ならここで見れるぞい」
そらじじいはなにやらこめかみ辺りをタッチした。
そして空中で指を動かす。
一体何をやってるんだと呆れて見ていると、突然空間にそらじじいそっくりのアバター映像が写し出されたので、僕は口に含んでいた紅茶を吹き飛ばした。
「な、なんだこれは!!」
「アキラさん、顔にかかったんですが…」