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僕らのらんど

第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来

食事を終えた後、僕は月影とそらじじいから聞いた話をまあやさんに報告した。

「そっか、二人ともプレイヤーだったのね。そらじいさんがレベル99だなんて、ちょっと信じられないけど……ふあぁぁ」

まあやさんはそう言いながらあくびをする。
もうさっきから何度目だろう。

「ごめん、続きは明日でもいい? なんだかすごく眠くて…」

ソファーから立ち上がると、まあやさんはフラフラしながら歩きだした。今日は色々あったし無理もないと思ってると、月影がまあやさんの肩を支えた。

「危ないですよ。部屋まで送ります」

「……ありがと」

二人の姿を見て僕はムッとした。
月影は天然なくせに、そういうところは気が利くというかなんというか…。

「はあ、いいよなイケメンは」

僕はソファーの上に寝転んだ。
誰もいなくなったリビングをまるで自分の家かのようにくつろぐ。

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