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僕らのらんど

第3章 眠れぬ夜にゴブリン襲来

「おお、三人とも無事じゃったか」

ちょうどタイミングよくそらじじいが現れた、が。

「きゃあああああっ!!」

そらじじいの姿を見て、まあやさんが悲鳴をあげた。
無理もない、パンツを履いていないのだから。

「ちょっと! なんでまたパンツ履いてないのよ!」

まあやさんは怒り狂って、両手に火を宿した。
僕と月影は慌ててそれを制止する。

「すまんのぉ。なんだか急にムラムラしてのぉ…」

「あっ…お師匠様、俺もです! 夕飯を済ませたら急にムラムラして…」

僕は急に発情しだした月影を思い出して気持ち悪くなった。

「え…なにそれ、じゃあ夕飯に…松茸に何か入ってたってこと?」

まあやさんはいまいち信じられないようだ。

「うむ。もしかしたらあの松茸は、わしらの知っている松茸ではないのかもしれんな」

「!」

だったら、迂闊にこの世界のものを口にすることができないってことになる。

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