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僕らのらんど

第4章 銃士(ガンナー)

あれから僕たちは泥のように眠った。
そらじじいが建物をすっぽり囲むくらいのマジックシールドをかけてくれたおかげで、ぐっすり眠ることができた。

だったら初めからマジックシールド使ってくれと言ったら、魔法の使い方がわからなかったそうで。
モンスターは全て素手で倒してたらしい。
そらじじい、最強すぎる。

そんなに最強なら蘇生呪文も蘇生アイテムも持ってるんじゃないかと聞いたら、それらしいものはないと言われた。
この世界には蘇生するシステムはないのか?

「ではお師匠様、行ってきます」

軽トラの運転席に月影、助手席にまあやさん、荷台には荷物の番として僕が乗り込み、僕たちはログハウスを出発した。

「なんで僕が荷台なんだよ…」

舗装されてない道を走るため、車がバウンドしてめちゃくちゃ乗り心地が悪い。

「うえっ、ちょっ…月影! もっと丁寧に運転しろよ!」

「すみません、アキラさん! 暫く我慢してもらえますか!」

まあ、運転免許証を持ってない僕が悪いんだけど。

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