ドSメイドは基本普通の子
第8章 再びプレゼント!?
「///私と…したことが…すみません、すみません。」
「///店長…こんなの冷やせばすぐに腫れは引きます――――…それより、あの男性はどうなるんですか?」
まだ、失神している男性は警備員により後ろ手に手錠をかけられ奥の壁に拘束されていた…
「――――…美羽さん…
彼は、器物破損、不法侵入、障害、ストーカー法…と…警察に引き渡されるでしょう――――…」
――――なんか…申し訳ないような…
「いいえ、美羽さん!貴方は悪くないんですよ!
彼の勝手な妄想と理屈に…貴方が巻き込まれただけです!
申し訳ないとか…可哀想とか思ってはいけません!」
――――…はい…
ほんわか店長は私の思ったことを察し、会話をしてくれた!
さっきのヤバい店長時は全然通じなかったからなぁ…やっぱり、こっちの店長が安心する。
「///申し訳ない――――…美羽さんが怪我した瞬間に…ぶちギレてしまって…お恥ずかしい所をお見せしました…」
「店長って…強いんですね?」
「///あっ、いえ――――…護身術程度です…こう言う仕事をしていると…トラブルを起こすお客様も少なくは無いので…
“クラブ”にいる柚さんの方が私より何倍も強いですよ?――――変な話し…オーナーのボディガードも出来るくらいですから。」
「///え!――――そ、そうなんですか?オーナー一番弱いとか?」
「///フフフ…そうかも知れませんね…見た目は一番強そうなのに」