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ドSメイドは基本普通の子

第1章 憧れと現実


スタッフルームには何人か女性が入ってきて私を取り囲んだ!


「え?――――…あ、あの!」


「え?今日から?可愛いなぁ~!若いよね!?やったぁ~!しかも、目が大きいつり目タイプの子じゃん!需要ある!絶対あるよ~!」



「あらあら、本当に!この子なら、すぐにお客さん付くんじゃない?」



私を囲み会話はどんどん盛り上がる!


「よろしくね!私、欄(ラン)!こう見えても結構人気有るんだよ!」


「フフフ、欄さんはキツいから本物のお客様がよく指名来てくれんるですのよ?

あっ、遅くなりました…私は、順(ジュン)と申します。見ての通り年上ですし、おっとりしているのでソフトなお客様が指名してくださいます。よろしくお願いしますね」


私の姿に喜んで自己紹介をしてくれた欄さんと順さんをきっかけに次々と挨拶をされたが…私はテンパってしまい名前を覚えるのにひっしだった


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