ドSメイドは基本普通の子
第10章 ツンデレ小娘君!?
時計を見ると予定の時間よりすっかり過ぎていて私は慌てて後始末をして店を出た!
大平さんも遅番で”クラブ“の方に行くとかで…帰り道は宮ちゃんと二人で駅まで向かった。
「///ほ、本当に――――…僕が男だって…言いませんでしたね?」
――――あ~…忘れてた。
「///あんたは天然だし…何考えてるか分からないから…監視――――…するから!」
――――監視?とな?
「///なっ、なんか言えよ!僕はあんたを信用してないんだからな!」
――――だよね…初対面に近い訳だし…いきなり信用はできないよね?
私はコクンとうなずくと宮ちゃんをジーっと見つめた。
「///だから、そんなに見つめるな!あんた目がデカイから…吸い込まれそうで怖いって!しかも――――…無表情だし!」
――――あっ、ごめん。つい癖で…
しかし、宮ちゃんは本当に男の子なの?も~女の子にした見えないよ~!
「///可愛い――――…」
「///はっ!?可愛いの知ってるから!――――って、そんな目で見んな!///」
――――ごめんって!