ドSメイドは基本普通の子
第12章 白ジャム+α
「なっ…何者なんですか…あなたは――――…」
おや…怖がらせてしまった…
「私は…ただのカフェの雇われ店長ですよ。…何者でもない……
しかし困りましたね…このまま貴方を野放しにしていたら…美羽さんの身が心配です。
そうだ――――…いいお店を紹介しますよ?“ドSメイドクラブ”って所ですけど…貴方にあった娘が…貴方のリクエストに答えてくれます。満足してもらえると思いますよ?」
怯える男に一枚のカードを渡す…
震える手でそれを受けとる何度もカードと私を見比べる。
「――――系列…ですから。そのうち…美羽さんも行くかも…しれませんね。」
その言葉に男は「ハッ!」と、強く反応した。