ドSメイドは基本普通の子
第13章 男の娘王子と鈍感姫
「そうだ!明日――――…バイト休みだよな?」
美羽はコクンとうなずくと無表情で僕をジーっと見つめる!
「だから!その大きな目で見るな!」
純粋そうな大きな目……全てを見透かされている見たいで…怖いんだってば!
「明日――――クリスの大学の学祭にお前も着いてこい!
あの時のクリスのお願い事実行日だ!分かったら、明日ここの駅に11時な!遅れるなよ!」
僕はクリスから渡された出店のチラシを美羽に押し付けた!
「――――…」
案の定、美羽は無表情で何も言わなかったが…コクンとうなずいた!
「///ね、寝坊とかあり得ないんだからね!」
と、改札口で別れたが――――…
僕の心臓はすごい早さでドキドキ動いていた!?