ドSメイドは基本普通の子
第13章 男の娘王子と鈍感姫
「あ…よかったら…君も――――」
「宮ちゃん…クリーム…溢れてる……勿体ない」
美羽は男が何かをいいかけているのを遮り、僕の手に溢れたクリームを心配する。
「――――あっ…大丈夫…」
「可愛い…宮ちゃん」
そう言うと、美羽は僕の手のクリームをペロッと舐めた――――!?
「///なっ!あっ――――美羽!」
「///あっ!お嬢さん…たち!?」
美羽は男の存在を無視して2、3度クリームを舐めとると…「ん、美味しい」と、呟いた!
――――な!な…何を///なにをしてるんだよ!バカ、バカ!バカ――――!
「///あっ、へ~…君たちって…そ~言う…へ~!」
――――うわ…男がスッゴいエロい顔で僕たちを見てる!