ドSメイドは基本普通の子
第13章 男の娘王子と鈍感姫
「フゥー!完成!マチムス~メ!」
「”完成“じゃねーよ!」
僕はヘトヘトになりながら試着室を出た!
「///オ、オーマイゴット!ジーザス…」
試着室を出るとクリスが僕の町娘姿を見て興奮している!?
可愛いだの最高だのいいながら誉めてくれた…
しかし…町娘って――――…腑に落ちない!
「ったく――――…僕は男だ!町娘ってなんだよ!」
「可愛イ!可愛イデス!ツンデレ町娘!」
「ツンデレじゃねーし!ったく!来るんじゃなかった!」
クリスに文句を言っていると…試着室から美羽を担当していた外人の女が出てきた!
「///oh…私ハ…本物ヲ…作ッテシマッタカモ…シレマセン!」
「は?本物?」
僕はざわつく方へ視線を向けた――――…