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ドSメイドは基本普通の子

第14章 縄師の願望!?


部屋の真ん中まで行くと、一人の男性が全裸で目隠しされ床に正座していた。



「お待たせ――――…」


「///ハァ、ハァ…きょ…今日はよろしく…お願いします…」



――――ん?この声…何処かで…あれ?



私は目隠しをしている男性の顔を見ようと少し近づいた!


「――――…?」


目隠しをされていて…よく分からない。


でも、聞き覚えのある声に私は男性をまじまじ見つめる。


「///だっ…誰かいるんですね……いい香りの方です…懐かしい……そして、引きずり込みたい…香りです…」



――――意味が…分からない…でも…この声は…







「――――ぁ…スーツ…の…ご主人…様…?」


私は男性の存在に心当たりがあり――――呟いてしまった!



すると、男性はビクビクっと痙攣したように前のめりになると私に身を向けた!



「///あっ!アアアアア――――…その…声は…その…声は――――…美羽…美羽なのかい?美羽…美羽…ぁぁぁぁ…美羽…私の…美羽…こんな場所で会えるなんて……まだ私を“ご主人様”と言ってくれるんだね…あぁぁだぁぁ…美羽…」


――――うわぁ!やっぱり!?数ヵ月前に…お店で私を買い取りたいと言って騒ぎだしたキッチリスーツのご主人様だ!



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