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「美羽さん！」


店長が慌てて私を正座体制のスーツさんから引き離なそうと動いたが、あわりさんが腕を放さない。


「あぁぁぁ…///私の美羽…」


――――うわぁ…凄い場所で会ったなぁ…



「美羽…美羽――――…美羽…美羽」



「お久しぶりです」


私は何て言っていいものか考えた末に…


ぶっきらぼうな…面白味のない返答をしてしまった。



「目の前に…美羽がいるんだね…///お許しが出るのなら…美羽に触れたい…」


スーツさんは別に部屋の真ん中に正座しているだけで…拘束されているわけではない…なのに、一向に正座を止める気配はないし、膝の上の手も自由に動かそうとはしなかった。