ドSメイドは基本普通の子
第14章 縄師の願望!?
「あら、ブタ奴隷にしてはいい提案ね!で~も、単なるカフェメイドに興味ないわよ!ここにいる誰も!ね~大河さん!」
――――え?私を縛るの?やですよ!それに誰も興味ないですって!も~スーツさん!なんて事を言うんですか!
「///なっ何を言ってるんですか!美羽が縄に耐える顔を…見たいと思っている男は何万人もいると――――私は思うのです!///無表情の奥に隠れる恥じらいや興奮…それを引き出したいと!あぁぁぁぁあの頃の私は…それだけを考えて生きていた…」
――――この無表情…テンパッてるだけなんだけど…
「は?さっきから――――マジでうるさい…その口も塞ごうか?
こんな無表情な女…誰も興味ないわよ!あわりのようにニコニコして清純と淫乱をミックスさせた女が興味を引き付けるの――――!
ど~せ!無表情でクールに決めておけばバカな男は引っ掛からないと思ってるのよ!」
――――あわりさん…そんなこと思ってないですよ?ただ焦って緊張してテンパってるだけです!
勘違いをしているあわりさんを見ていると…「無表情はお仕事に影響しそうね!」と、心配されてしまった!
「――――…見ました。ありがとう続けてください。」
ネイリストさんは私とあわりさんの視線に割り込んで立ち上がると、私の手を引っ張り元の場所に戻った。