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「そう言えば…こうやった皆で初詣なんて…初めてかもしれません…」


――――店長？そうでしたか、初めてが皆さんと一緒で嬉しいですか？



「///はい、嬉しいです。贅沢を言えば――――…美羽さんと……いえ、なんでもないです」



――――？



「店長――――！拝ミマショウ！宮チャント、先二行ッテイイデスカ！？」



クリスさんは宮ちゃんをガッチリ捕まえ向かっている！


「“いいですか”って…すでに行ってるじゃないですか…私たちも行きましょう」


「はい」


着物での初詣に背筋が自然に伸びる！


田舎でも初詣は何度もしたけど…こんなに賑やかな初詣は初めてだった。



雪と薄暗い境内…私にとって灰色のイメージだった初詣は…生まれて初めて鮮やかな物に変わった！