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私は差し出された手を掴んだ…


着物での階段は初めてで…案の定よろけてしまう！


しかし、よろけるとサッと後ろの店長が私を支えてくれる！



――――ありがとうございます！着物で階段って…難しいですね！



「大丈夫ですよ――――…我々がサポートしますから」



――――///はい！



「気にすんな――――」


大平さんと店長の支えがありながら私は参拝することが出来た。



「美羽！おみくじ引こう！」


やっとクリスさんから解放された宮ちゃんは私をおみくじの場所へと連れていく！


おみくじなんて久しぶりの私はドキドキしながら渡された紙を開いた！




――――末吉…



「僕、大吉！美羽は？」



私はおみくじを宮ちゃんに見せた…


「“末吉”って…久しぶりに見たかも…。って、“恋愛･愛情を捧げよ”って…どういうこと？」


私も首をかしげる。


――――どう言う意味なんだろう…