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席に着くとメニューを選び各々食べたいものを注文した。


「そう言えば…宮ちゃんって…もうじき受験だったよね？大丈夫？」


「あ～…大丈夫！去年受験に失敗したのは…運悪くインフルエンザになっちゃって。高熱で受験して惨敗ってやつ！

どうしても行きたい大学だったから…浪人することにしただけだから」



――――そ、そうなんだ…頭…いいんだ…



「あ～、今、頭いいの？って、思っただろ？」



私は慌ててうなずく。



「マジか…。体調管理しなかった自分がダメなんだけだ…受験を甘く見てたってのもあるかも…。


予備校に通うようになって…ちょっと考えが変わった。

だから、もう１つ上の大学も受けたんだ！」




――――は？…ん？受けたんだ？



「センター試験って…１月だよ？」




――――！？！えっ！



「え？そんな…試験前の雰囲気…出てなかった…」



「バイトとかセーブはしてたよ？正月はバリバリ勉強したし！」



――――///うっそ～…全然…分からなかった…