
ドSメイドは基本普通の子
第21章 教育者的指導!?
お腹が減っていたのか、宮ちゃんはペロリと食事を平らげ2度目のドリンクバーに立った。
――――そう言うところ…男らしいんだよなぁ…顔はめっちゃ…可愛いのに!
「あっ、そうそう――――…あの下ネタ客…来年から僕のいた予備校の先生になるんだって!超…ビックリした!」
――――へ?あの人…塾講師なの?
「なんか、別の塾から来るらしくて…まっ、来年は僕は通わないから別に知ったこっちゃないけど…」
「///塾の…講師さんだったんだ…」
「そ、意外じゃない?あの下ネタ野郎だよ?」
――――コラコラ…宮ちゃん…そんな大声で!
「でも、かち合わなくて良かったね…あの人…宮ちゃんの事…女の子だと思ってるから…」
「だよね…まっ、後は…合格の有無を届けるだけだから、僕も予備校には行かないし…そこで会うことはないと思うけど…用心しないと!」
「だね――――…」
私たちは、その事を少し軽く考えて食事を終えた。
